狩猟採集民のように走ろう!

狩猟採集民について学びながら、現代社会や人間について考えるブログ

日曜日はつらいLSDでした。

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土曜日に15kmは走るつもりが、あまりにだるいので、トレッドミル30分だけになってしまいました。本日は仕方なく30km超走。疲れは抜けきらず、スタート直後はキロ7分30秒ペース。最初と最後の5kmのアップダウンとほどよい小雨が救いでした。たっぷり時間をかけての34kmランでした。

ここをご覧になっている方はご存じと思いますが、LSDはロング・スロー・ディスタンス。佐々木功『ゆっくり走れば速くなる』(ランナーズ)は、以前古本屋で見つけて読みました。

著者の佐々木氏は浅井えり子選手を育てたコーチ(故人)です。

本書の冒頭、時速3マイル(時速4.8km、つまり早歩きのスピード)で走れなきゃ一流ランナーではないという言葉が紹介されています。早歩きのスピードです。今ではLSDを否定する人もいますが、とくに走り始めた方には入門書としてオススメします。たいてい「今日から頑張ってます」という趣のランナーは、スピードを出しすぎてあえいでいるように見えるんです。この本を読めば考え方が変わるんじゃないでしょうか。

私は以前ほどキロ7〜8分で走ることは少なくなりました。ゆっくり過ぎると小さな筋肉だけ動員している気がするからなんですが、今月は走り込み月間なので背に腹は変えられません。なるべくフォームのことを意識するようにしています。

《追記》今は復刻版も出ているそうです。

ゆっくり走れば速くなる―佐々木功のマラソン秘トレーニング (ランナーズ・ブックス)

ゆっくり走れば速くなる―佐々木功のマラソン秘トレーニング (ランナーズ・ブックス)