カンドくんを試してみた

小林寛道『運動神経の科学』(講談社新書)を読み直しています。叱られるくらい短く要約すれば、動き作りを身体にしみこませることで、脳はじめ運動神経回路を再構築し、パフォーマンスの向上をはかる、という内容の本です。著者は東京大学名誉教授でスポーツ科学の分野の研究をされてきました。身体にただしいフォームを覚えさせるための認知動作型トレーニングマシンを開発されています。

おっしゃることは理解しているつもりですが、結局、小林先生の開発した認知動作型トレーニングマシン(→スポーツ・ウエルネス総合企画研究所)を使わなければ体感できない点が多くてもどかしい。隔靴掻痒です。

カール・ルイスの足運びをヒントに開発したマシン通称「カンドくん」などは、東京では十坪ジムに設置されています。先日、某所にて体験しました。リンクの動画ほど苦労はしなかったけど、左右差があるのを再確認できたり、収穫はあります。腸腰筋に働きかけるスプリントパワーバイクはちょっと面白かった。体験後、数時間経って坂道を11km走ってみたところ、そのあたりにダメージが残っている(つまり効いている)のを実感しました。

マラソンのタイム短縮を公式にすれば、

(持久力 × スピード)× 減量 × 技術 × ほんの少しの精神力

だと思っています。

フォームの改善、上半身と下半身の連動、筋力、柔軟性などの技術の向上が、3ヶ月分のスピード練習に匹敵することもあるに違いない。その意味で認知動作型トレーニングマシンを続けていく価値はあると思います。

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運動神経の科学 (講談社現代新書)

運動神経の科学 (講談社現代新書)