狩猟採集民のように走ろう!

狩猟採集民について学びながら、現代社会や人間について考えるブログ

寒さに弱いブルペンランナー……立川シティハーフマラソン

立川シティハーフマラソンで惨敗しました。
ここんとこ練習では調子が良かったんですが、寒さにやられ、本番で大失敗。ブルペンピッチャーならぬブルペンランナーでした。がっくし。

過去のことを思いだし、まあ、少しは予想していたんです。

  1.  2012年1月の荒川30Kは雪が降る厳寒のコンディション。4分30秒のぺーサーについていったものの体が動かず、いったんリタイアを宣言。しかし「あと20キロをキロ5分で走るのにも何かしら意味があるかもしれない」と思い直し、いちおう最後まで走りました。この大会、フィニッシュ後、ビールが配られるんですが飲む気にもならなかった。この私が、ですよ!
  2.  同年4月の彩湖70Kも同様です。桜が散った時季なのに冷たい雨のランで、合羽など用意していなかったから寒くてしかたなかった。レースやイベントの途中でトイレに行ったのはこの大会だけです。それも4回! 結局、52Kでリタイアでした。
  3.  そして昨2014年12月の防府読売マラソン。東京と山口の寒暖差が激しく、またもや体が動かなかったのです。結局、20Kでリタイア。フル初のDNFはショックでした。

ことほどさように、近年、寒さに弱いんです。
フルで3時間10分を切った2大会は、いずれも20度越えの、マラソンには不向きなくらいの暖かさでした。

さて、本日の立川シティハーフマラソン。
自衛隊・立川駐屯地のなかからスタートし、5キロ過ぎまで滑走路をグルグルまわり、公道をあちこち走ってから昭和記念公園に入ってくねくねまわるコースです。練習での4:15/kmペースがうまくいっていたので初めてのハーフ90分切りを目論んでいましたが、雨が降りそうで、寒い。過去の苦い思い出が頭をよぎります。
アップを入念におこないました。
9時半スタート。
4キロくらいで(つまり滑走路にいるうちに)すでにやめたい気分。ゲストの千葉ちゃんのけたたましいおしゃべりが耳をつんざきます。やはり筋肉が動かない。少しラクになったかとおもったのは一瞬だけ。4:15/km以内で走れたのは10kmまででした。
苦しくなり、もうやめようと、時計を止めました。
歩道にあがってゼッケンを外しかけましたが、「DNFは悲しいし、クセになる。ファンランでいいからきちんとゴールしよう」と思い直しました。半分安全ピンが取れたゼッケンをつけたまま、ダラダラ走りました。
最初は降ってなかった雨が落ち始め、だんだん強くなります。
気力が湧かず、頭もぼんやりしたようで、気づくとなぜか立ち止まっていること数回。同じ人を何度も抜くことになってしまい、申し訳ありません。
途中、グローブを外したのは気分転換のつもりだったか、はたまた暖かさを感じた時間帯があったのか……。ポケットからふたたびグローブを取り出し、はめなおそうとしましたが、手がかじかんでままならない。
フィニッシュ後は、寒くて意識が遠くなりそうでした。
速報では、1時間37分27秒。やれやれ。

脂肪が減ってから、あきらかに末端冷え性になりました。
寒い日の練習は、手足の感覚がないこともしばしば。
冷え性対策と同時に、4:15/kmペースの12〜20km走を繰り返し、きちんと走れる実力を養成します。

Point Split Rap
5km 0:21:19 0:21:19
20km 1:32:37 1:11:18
フィニッシュ 1:37:27 0:04:50