奈良マラソンの混乱が極力避けられますように

選挙と重なってしまった奈良マラソン2014、開催が決定しました(当ブログ「総選挙によりマラソン大会中止も?(追記あり)→開催の情報」)が、当日混乱の可能性もありそうです。
新着情報・お知らせ詳細/奈良マラソン2014」によると、「2014.12.05 ランナーの皆様へ ご理解とご協力のお願い(Notice for runners)」というタイトルで、こう書かれています。

 火災、事故等で消防車、救急車等の緊急自動車がコース内を通行する場合には緊急自動車の通行を優先させます。また、今回は衆議院総選挙が大会開催日と同日となっています。地域の事情に配慮し、横断誘導を行う場合があります。
 ランナーの皆様方には一時停止していただくなど係員の指示にしたがってください。安全な大会運営のために、ご理解とご協力をお願いいたします。

緊急車両に関してはランナーも承知していることですから「投票にむかう地元住民の自家用車を通行させるますよ」と注意を促しているのでしょう。
最初、産経のこの記事(「投票者が横断します」…ランナー一時停止 奈良マラソン実行委、異例の対応検討)を読んだときは少々腹が立ちました。

衆院選投開票と同じ14日に奈良市などで行われる「奈良マラソン」で、コースに近い19の投票所が交通規制の影響を受けることが分かり、大会実行委員会がランナーを一時停止させて有権者を投票所に出入りさせる異例の対応を検討していることが11日、分かった。

 このため、実行委はコース上の主要交差点108カ所に、ランナー到着予想時刻の約1時間半前から「投票者誘導」スタッフを配置。通行規制が行われる時間帯でも、コースの横断を希望する市民はランナーの間隔を見計らって誘導し、横断させる計画だ。
 投票所への一本道が規制されるなど影響が特に大きいと予想される25カ所では、車の通行も許可する方針で、大会のホームページにも「ランナーの皆様方には一時停止など係員の指示にしたがってください」との「お願い」を掲載した。

「選挙は大事だけど、こういった事態を回避できると判断して開催決定したんじゃないのか? もし、宿泊費など現地に落ちる金を確保するため開催し、最初からランナーを足止めすると決めていたのなら問題だろう。タイムを狙うランナーがかわいそうだ」と感じたのです。
しかし、「衆院選バッティングで奈良マラソンが大混乱必至、運営関係者も安倍首相に恨み節?」(週プレNEWS)の《「われわれは1年前から12月14日に向けての準備を進めてきたんです。何よりも参加料を払い、トレーニングと調整に励んできた1万6000人の参加者の皆さんの期待を裏切れません」(林氏)》なんて文章を読むと、運営サイドの苦労もわかる気がして複雑です。

選挙よりマラソンが大事だとは言いません。しかし奈良マラソンで自己ベスト更新するべく練習を積んできたランナーがたくさんいます。私の知る何人かのランナーもタイムを狙っています。上記のような事態を当日知って怒る参加者もいるでしょう。
一方、イベントなんぞで道をふさぐのはけしからんという人もいるはず。私も大会のせいで投票率が下がったとしたら非常に残念です。奈良の有権者のみなさんには、期日前投票や、交通規制状況を確認して混乱を避けつつ、投票には行ってほしいと願っています。
混乱が最小限に抑えられるのを祈るのみです。

《追記》混乱もなく無事終了したようですね。ほっ。