読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

新潟シティマラソン2014に参加しました。2014/10/12

レース&イベント フルマラソン

毎度ばかばかしいお話を。長文失礼致します。
新潟シティマラソンを走りました。
こんな時期のフルマラソンは初めてです。
新潟に住む友人と酒を飲むのがメインみたいなものです。走る方は、大会を利用しての30kmペース走と決めていました。今シーズンはまだロングペース走をやってないのです(4:25/kmで20kmが最長)。4:25〜30/kmで30kmを走り、余裕があれば最後まで押すつもり。もちろん自己ベスト更新を……という色気もないわけではありません。
当日受付がないので、前日、ホテルにチェックインしてからゼッケンを取りに行きました。カーボローディングの仕上げにたくさん新潟米を食べ、午後10時には就寝。
朝4時半に起きて、おにぎり2個。会場に着いたのは午前6時45分くらいでしたか。なんという青空……。暑くなりそうです。
早めに着いたけど、前夜、きっちり準備したので、8時半のスタートまで特にやることもない。ガブガブ水分補給したりトイレの列に3度も並んだりしてみました。アップをしている方が多いのに驚きました。10kmの部とハーフの部のランナーだけかな。

f:id:mugibatake40ro:20141013131320j:plain

★〜スタートまで。
スタート20分くらい前に競技場に入り「陸連ブロック」の後方に並びます。すると、ブロックの人垣の向こうに見える「陸連」と書かれたプラカードが前に進み、公道にでました。小走りで人を抜きながらついていったら、さいわいかなり前のほうにポジション取りできました。ゲストの高橋尚子さんが「いくらアップしてても、スタート前に休んだらゼロになるから身体を動かして」とか「疲れたら腕を振ってください」「暑くなるから首のうしろに水をかけましょう」などとアドバイス。

よ〜い、ドンッ。

★4:29/4:24/4:26/4:27/4:26(〜5km)
フルの部もハーフの部と同時スタートです。ロスタイムは6秒(最初のラップにふくまれています)で、最初から渋滞のストレスなく走れます。ガーミンのオートラップは、35kmくらいまでコース上のキロ表示とピッタリ合っていて、最終的に100mの誤差が生じただけでした。
3日休んだわりに身体が案外重い。不安ですが、このあたりは淡々と。
萬代橋を渡り、しばらく信濃川沿いに走ります。
なるぺく最短コースを探りつつ、日陰をみつけたら入っていました。

★4:32/4:31/4:26/4:31/4:29(〜10km)
新潟県庁の前をくねくね走り、ふたたび川へ。
橋をわたるときの緩い上りで慎重にペースを落としています。

★4:24/4:27/4:24/4:25/4:28(〜15km)
10キロ過ぎたあたりで身体が動き始め、ずっと目の前を走っていた着ぐるみランナーを追い抜きました。新潟シティマラソンはフルとハーフが13.5キロくらいまで併走します。たしか仮装は禁止なんですけどね。街中は沿道の応援が多く、チアガールなど中高生の応援もあるお祭りですが、制限時間は5時間ですし質実剛健な大会かもしれません。
そういえば、「10キロくらいから身体が軽くなるけど、ペースを上げたらもちませんよ」とQちゃんが注意してたっけ。私はペースアップするつもりはありません。ひたすら4分25〜30秒をキープしながらペース走をしてりゃいい。
12kmあたりで、ひさしぶりに足底筋膜炎の痛みがピリッと何度か。やれやれ。帰ったらひとりグラストンしなきゃ、だな。

★4:26/4:28/4:29/4:26/4:28(〜20km)
日本海に出ました。気持ちいい!
記録証によるとスタート時18度だったそうです。日がさんさんと照りつけて暑くなってきました。周囲の選手も首にたっぷり汗をかいている。エイドでは毎回スポーツドリンクと水を飲みました。スポンジも必ずとります。Qちゃんから「首のうしろを濡らしてください」と言われたことに影響されたか、そこを中心に水をかけていましたが、なんだか少し意識がボーッとしてきた。おっと忘れてた。頭にも水をかけなきゃ。
足底筋膜炎はおさまったものの、その後、足裏のあちこちがずっとヒリヒリしていました。路面が熱く、フライパンの上を走っている気分。シューズ内に熱がこもり、皮膚に血豆などのトラブルが起きている模様。
ちなみに、シューズはTAKUMI senでした。周りにも、TAKUMIの人は多かった。
たしか、長くてダラダラした坂道を登ったような。

★4:28/4:26/4:28/4:30/4:30(〜25km)
いやはや、ここからが試練の道なのでした。
20km過ぎて折り返すと、強い向かい風に見舞われたのです。前に見えていたいくつかのグループがバラバラになり、一列になります。
ハーフ通過は、自己計測で1時間34分ジャストでした。
余裕がなくなってきたので、上り坂もすこし頑張ります。案の定、このあたりから心拍数が170bpmを越えていました。気持ち良く眺めていた日本海が殺風景に感じられます。海沿いは応援も少なく、変化がない。まっすぐの一本道で、向かい風がひたすら打ちつける。足は一歩ごとヒリヒリ痛む。苦しい〜。

★4:29/4:31/4:38/4:28/4:33(〜30km)
ついに4分30秒を守れなくなりました。
しかし予定の30kmロングペース走はやりとげました。頭がボーッとして計算できませんが、平均すると4分半/km以内におさまっているでしょう。これにて本日の練習は完遂。お疲れさま!……新潟のみなさんさようなら……。

★4:28/4:33/4:27/4:36/4:33(〜35km)
おっとっと。
ゴールしなきゃいけないのです。制限時間は5時間だから収容バスは時速8キロ強でしか走ってない。ここで立ち止まってもなかなか収容してくれないのだ。
同じ時間、同じ新潟県で、えちご・くびき野100kmマラソンを走っているラン仲間のことを考えました。こちらは半分以下の距離だもんな。頑張れ、わし。
この先の目標……完走できるのは間違いない。自己ベストは狙えるのか? もちろんペースを維持すれば行けるはず。失速しない自信はあるか?……わかりません。
ともかく踏ん張るしかない。携行したVESPA Hyperを口にふくんで粘ります。32kmくらいで、女性1人と男性5、6人のグループに抜かれました。しばらくくっつくことにしました。白雪姫とおおよそ7人の男ランナー。離されてはしがみつき、集団にまじってタイムの落ち込みを防ぎます。「足を止めろ〜」とばかりに、風がビュービュー吹いてくる。頑張れ、わし。
 あれれ、高橋尚子さんとハイタッチしたのはどのへんだっけ??

★4:30/4:38/4:27/4:29/4:30(〜40km)
もちろん日本海沿いを横目に本州の突端まで北上するわけじゃありません。どこかで方向転換し、競技場に向かうはずなんです。しかし、コース図を仔細に記憶してないので、何キロで右折するのかわからない。風に向かって進みながら、「そろそろ曲がり角だろう……あれ、まだか……ガクッ」と何度も心が折れました。
そしていよいよ!
37.5kmあたりで海沿いとバイバイし、信濃川をさかのぼりはじめました。
17kmくらい耐えたのか。長かったよ〜。つらかったよ〜。
ペースも、やっと戻りました。

★4:25/4:19/1:09(〜Finish)
40km通過が3時間弱だったので、自己ベスト(3時間09分59秒、ネット同35秒)は少しだけ更新できそう。しかし、頭がマッチロになっていて、ぜんまい仕掛けの私の脳みそはまったく働かないのです。キロ何分で走ればいいのか計算できない。
とにかく急げ……足裏のヒリヒリは感じなくなっていましたが、37kmくらいから右ふくらはぎが攣りそうでした。もうひとつ坂があったらアウトだな、フラットでありますように、と祈りながら走っていました。
萬代橋をくぐる直前で、新潟在住の友人が声援を送ってくれました。「ありがと。あとで電話する〜」と叫んで競技場に急ぎます。幸いずっと平坦でした。おおおおお! 右手に競技場が見えた! 心臓バクバクもまもなく終わるぞ〜!!
トラックに入ったけど、ボーッとしてゴールラインがわからない。時計回りに曲がり、ひとり抜いたところで、なぜか突然(?)ゲートが現れました。
無事、フィニッシュ!

記録証を見ると、3時間09分14秒(ネット同8秒)でした。
自己ベストを45秒(ネットで27秒)更新。
後半の落ち込みも1分14秒ですから、あの向い風のなかよく粘ったと思います。

f:id:mugibatake40ro:20141013125649p:plain
★レース後

しばらく体育館にへたりこんで放心し、よろよろと立ち上がりました。やはり血豆がたくさんできています。私より速いランナーも、ゾンビ状態の人が多かった。
さすが新潟、米どころ。おにぎりや焼き餅のサービスがありましたが、しばらく穀物は見とうない。ビールじゃ、ビール。
シャトルバスに乗って新潟駅に行くと、待ち合わせた友達がスーパー銭湯に案内してくれました。ざぶんと湯船に飛び込むと、シューズ内で擦れた足の皮膚が痛い! 早めに風呂からあがりまして……おお、やっとビールじゃ。
それから、夕方にかけてビールと日本酒を飲みまくったのでした。どっちも糖質の多い炭水化物ですが、今日はよかろう。30kmペース走の練習だったとはいえ、自己ベストを逃していたら酒の味も変わっていたはず。踏ん張って良かった。

めでたしめでたし。

f:id:mugibatake40ro:20141013131922j:plain