狩猟採集民のように走ろう!

狩猟採集民について学びながら、現代社会や人間について考えるブログ

シューズ小咄

先日、◎ディダスのショップにて、アディゼロ JAPAN boost2 を見ていました。
2時間2分台の世界記録を出したデニス・キプルト・キメット(ケニア)が履いていたモデルだそうです。アディダスのチャートではサブフォー用とあるのに、こいつを履いて2時間ちょいだなんて、どうなってるんだ。ちなみに、ハイレ・ゲブレセラシェ(エチオピア)が世界記録を出したモデルはアディゼロ JAPAN、パトリック・マカウ(ケニア)が記録を更新したのはアディゼロ JAPAN2でした。
boostのシリーズは反撥力がすごい、という噂。ラクに走れるなら練習では使わない方がいいんじゃないかと考え、試してないんです。でも、世界記録が出たというなら、レースで使えるかもしれません。ちなみに、私の知り合いのシリアスランナーは先代のアディゼロ JAPAN boost でフルを2時間50分ちょいで走りました。

しげしげと見ていると、若い女性の店員がやってきてシューズの説明を始めたんですが、少々いい加減です。2、3質問すると、「詳しい者を呼んできます」と言い残して彼女は消え、爽やかなお兄ちゃんの店員がやってきました。彼はカタログ的なことを説明してくれました。その後、雑談。

「こないだ世界記録出した選手がこれ履いてたそうですね」
店員「そうなんですか?」
「そちらがご存じないなら違うかもしれません」
店員「………」ニコッ。
「いまは、TAKUMI sen 履いてフルを走っているんですけど」
店員「TAKUMI で走って故障しませんか」
「故障とタイムと紙一重でやってるので」
店員「JAPAN boost2 は、30km過ぎの疲れたところで、勝手に進んでくれるんです」
「ほんとですか?」
店員「はい」
「………」
店員「………」
「マラソン走ったことありますか?」
店員「僕はないです」………ニヤリ。