カーボローディング小咄

フルマラソン一週間の過ごし方(私の場合)」のときに書き忘れた小咄。実話です。

ある日、チェーンの某マッサージ店に飛び込みで入ってみました。担当してくれたのは二十代後半くらいの明るい女性です。
「お客さん、足がお疲れのようですね」
「はあ、そうですか」
「なにかやられてますか」
「マラソンを少し」
「へえ。私、ホノルルマラソン走ったことあるんですよ。◎時間で走りましたよ」
(タイムを聞き取れなかったけど)「それはすごい」
「半年前からちゃんと練習したんです。でも太っちゃいました」
「え? 走ったら痩せるでしょ」
「いえ、それが太っちゃったんです。あれ、なんて言いましたっけ。炭水化物たくさん食べるの。カー、カー、カー……」
「カーボローディング」
「そう、カーボローディング! あれがいけなかったんでしょうか」
「?………まさか、半年間ずっとカーボローディングしてたんですか?」
「はいっ!」ニコッ。