読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

朝は食べたくない、という話

 私の食生活は、基本的に、
 朝/野菜のスムージーのみ。固形物は食べない。
 昼/ふつうの食事。ごはん1杯。
 夜/量はふつう。炭水化物はごはんにして0〜1/2杯程度。
 という具合です。


 むかしから「朝食べると体が重いなあ」と思っていたんですが、世の中の無慮97%くらいの人が「朝食べなきゃパワーが出ない」とか「朝食べない子はキレる」とかうるさいので、しかたなく食べてました。会社勤めしていたときは、早くからやってるおいしいうどん屋に行ったりしてましたが、朝食の必要性を感じていたわけではなく、なるべく会社に行くのを遅らせたかったのです。
 フリーランスになってから、朝食を抜いているという友人に、甲田光雄『長生きしたければ朝食は抜きなさい』(KAWADE夢新書)や小山内博『生活習慣病に克つ新常識──まずは朝食を抜く!』(新潮新書)をすすめられ、ビックリしちゃいました。以下、うろ覚えで無責任に書きますが……
 甲田先生は西式健康法を実践された方で、長期に亘る断食なども試されています。朝を抜いて半日断食をすることで、午前中は排泄の時間帯にしなさい、とありました。よく読むと科学的でなさそうなところも見受けられますが、なかなか面白い。
 後者の本は、朝食を食べたら胃に血液が集まる。ほんらい休まなきゃいけない時間なのに満員電車に乗ったりするものだから、いずれ胃をやられるとありました。
 いやなに、私は健康法とか長寿とかはどうでもいいのです。
 ただ、「朝食食べなくていい」という人がいることにたまげた次第。食べなくていいという節もあるんだとホッとしました。以来、朝にムリヤリ固形物を嚥下する苦痛から解放されたのです。ただ、妻はせめて野菜ジュースを飲めと、自家製スムージーを飲ませます。まあ、固形物じゃないからいいかと、家庭平和のために我慢しています。


 ご存じのとおり、ランニングに必要なエネルギーは糖質と脂肪です。
 糖質には限りがありますが、自分の体を見よ(脇腹のポニョをなんとかせねば!)、脂肪はふんだんに蓄えられています。じつにおおざっぱな計算ですが、体重70kmで体脂肪10%の人は、脂肪燃焼だけで1,000kmも走れるんです。
 糖質がもっとも涸渇しているのは朝。
 私は起き抜けに朝食抜きでロングジョグすることがあります。飲むのは水だけです。ハンガーノックでフラフラになるまで35kmは走れます。(昨夏は最長37kmでした)
 朝ごはん食べなきゃパワーが出ない? まあ、やってみてください。

 1日3食の歴史は200年かそこいらでしょう。
 噂では、トースターを発明したエジソンが「朝食食べなきゃダメだぞ」と喧伝したとかしなかったとか。それが本当なら、エジソンは朝食までつくっちゃったんですね。さすが発明王。

 さて、私は昨年7ヶ月肉抜き生活を経験しました。意識していませんでしたが、炭水化物を減らし砂糖も摂らないので、プチ糖質制限生活を送っているようでもあります。「肉食べなきゃパワー出ないよ」「炭水化物食べないとパワー出ないよ」ともさんざん言われましたが、それらの話はまたいずれ。

長生きしたければ朝食は抜きなさい―体の不調を根本から改善する驚異の「甲田式健康法」とは (KAWADE夢新書)

長生きしたければ朝食は抜きなさい―体の不調を根本から改善する驚異の「甲田式健康法」とは (KAWADE夢新書)

 
生活習慣病に克つ新常識―まずは朝食を抜く! (新潮新書 (015))

生活習慣病に克つ新常識―まずは朝食を抜く! (新潮新書 (015))