狩猟採集民のように走ろう!

狩猟採集民について学びながら、現代社会や人間について考えるブログ

第34回武相マラソン 2011/4/29

f:id:mugibatake40ro:20140326033045j:plain

 第34回武相マラソンに参加。今年から10キロとハーフの大会になったそうです(前回までは8キロと20キロ)。
 小山田緑地を中心に、散歩のような気分でウロウロ走ることはありますが、土地鑑はほとんどありません。

コースは上記地図のラインを以下のように進みます。
A→B→C→D→E→F→G→H→I→J→K→L→
M→N→O→K→P→H→G→E→B→A→ゴール

 野津田公園内の町田市立陸上競技場が受付&ゴール地点。
 受付は8時50分までで、10キロの部のあと、ハーフのスタートとなります。少々時間を持てあましました。ちなみにサイト等では小田急線・鶴川駅からのアクセス方法しか書かれていません。私は京王線・多摩センター駅から1時間に1本程度のバスを利用しました。
 ハーフの定員が2,500人ですが、パンフレットを見たら、男女合わせて約1,500人でした。うち男子の部は、1,290人くらいです。このくらいの人数の大会がちょうどいいなあ、と個人的には思います。

 10時半スタート。
 私は「1時間26分から40分台」という、考えてみればずいぶんアバウトなエリアから走り始めました。目標は、1時間40分切り。ハーフのベストは1時間41分台なのです。武相マラソンがいくら難コースとはいえ、そのくらいは出しておきたい。
 長い、きつい登り坂が続くという話なので、そこは耐えに耐え、下りはブレーキをかけずに颯爽と駆け下りる……というイメージ。あくまでも、イメージ。
 給水は水道水。5キロごとだった気がします。暑かったので2つずつもらって、頭や手足にかけました。飲み終わったカップのゴミ箱投入率は見事100パーセント。
 とにかく坂だらけ。「大きな坂は5、6回じゃなかったの?」と途中からは投げたような感じでした。私は登りが下手なんです。登りで抜かれ、下りで抜き返す……を繰り返します。
 12kmから、ほとんどフラットなコースが少し続きました。そしたら、なんだか単調で退屈してしまうから、人間って不思議です。そのあたりは渋滞気味でとまっていた車のそばを走ります。1台の車の助手席から5歳くらいの男の子が顔を出し、私に向かって言いました。
「がんばれ〜。限界だと思ったらそこでムニャムニャ……」
 親から聞いた台詞を言ったようです。もしかしたら『スラムダンク』の「諦めたらそこで終わりですよ」と言いたかったのかな。尻切れトンボだったので笑いました。

  4:05/4:32/4:35/4:55/4:10/
  4:45/4:38/5:19/4:36/5:02/
  4:37/4:07/4:27/4:42/5:43/
  4:35/4:15/4:56/5:16/4:23/
  5:05/0:14(70m)
  total……1:39:06(公式タイム 1:39:13)
  男子の部 180位、総合 189位

 ガーミンでは21.07キロと、やや短めに記録されていました(たぶん、非公認レースです)。ほとんどメッシュみたいなウエアを着ていたのと、木陰が案外多いことで、なんとか暑さによるダメージは防げたんじゃないかと思います。
 いちおう狙ったタイムでしたが、登りに弱いことがショックで落ち込みました。最後のほうの坂ではずいぶん抜かれました。みんな速いなあ……。まだまだインナーマッスルの鍛え方が足りんのです。
 この夏は、坂を多めに取り入れます。

 大会終了後、自転車などが当たる抽選会があったそうですが、私は知らずに帰ってしまいました。会場に、泡だつ黄金色の液体がなく、のどを潤すためにさまよってしまったのです。そういえば、町田市長がゴールしてました。

      ★

《あらためて、2014年3月の感想》
 トレーニングのつもりで出るなら楽しいかも。マンモス大会じゃなくて全体にこじんまりして静かでぽかぽかしてて……印象は悪くありません。
 ただ、この時期からレースとしてのハーフに楽しい思い出がなくなるのです。