東京マラソンも力不足で…… 2009/3/22

東京マラソンを走りました。

前夜、23時頃ベッドに入って目をつぶったんです。落ち着いていて眠れそうな予感がします。「今夜は緊張してないぞ」と喜んだものの、なにか変。眼鏡をかけたまま横になっていました。これで寝たら「十二人の怒れる男」のストーリーが破綻しちゃうゼと苦笑。わからない人は映画を見てみてください。

スタートは新宿都庁前。朝6時起床、7時出発、8時過ぎに荷物を預け、8時半には所定の位置に並びます。かなり悩んだ末、半袖・短パン・グローブ・キャップ というウエアを選択しましたが、都庁付近は風が強いうえ寒い。預けてしまった荷物からウインドブレーカーを出したいくらいでした。ここんとこ、ずっと腰や背中が張っているので、痛み止めを服用。お願い、もってちょーだい。こんな状態でも一応、サブフォー(4時間切り)を目指します。シューズはアシックスGT-2140NYのレギュラーモデル。

両腕をこすりながら寒さをこらえ、9時10分、やっとスタートしました。スタートロスは5分40秒プラス数秒。1キロも走ると渋滞がほどけます。さすが靖国通り、広い。

気温が徐々に上がってきました。いまにも雨が落ちそうだけど、ほどほどの気温であれば直射日光より降雨のほうがいい。腰の痛みは薬のおかげで引いたらしい。12キロくらいでハムストリングが攣りそうな予感があり、冷や冷やしましたが、気温とともに解消されました。足裏や脚の付け根など、あちこち痛む。 まあ、そんなこと言い始めたらキリがない。

新宿から日比谷へ出て10キロ。大学生時代、並木座で映画を観るため自転車でよく通った道です。日比谷・品川間を往復し、銀座方面へ折れたところに中間地点がありました。

中間地点前後、晴海通りをほんの数百メートル走りますが、強い向い風がびゅーびゅー吹いてくる。天気予報通りの南風です。35キロ以降は海に向かって南下しなきゃいけない。つまりアゲンストになります。隣を走っていた人と「この風、最後やばいですね」と会話。

銀座四丁目交叉点から浅草を目指します。ここも、学生時代、自転車で通ったなあ。自転車でも遠かったなあ。雷門を見てから銀座四丁目に戻り、築地で35キ ロ。浅草往復が長くて疲れました。坂道練習のおかげか、今日は攣ることはなさそうだ。ラップタイムは落ちたものの、あとはキロ5分50秒くらいでサブフォーが達成できると頑張っていました。

ところが。 

やはりここから強風です。まいりました。ビルが遮っていた風が正面からもろに直撃します。このビル群があるからヒートアイランド現象が起きるのだと実感。佃大橋の登りは覚悟していたのでなんとか通過したけど、そのあとまたこまかな上りがあり、これが苦しい。

黄色いウエアのランナーを探して、「ビール、ビール」と唱えながら背中を追ってみたもののペースは落ちるばかり。ビールでモチベーションがあがらないなんて、自分史に特筆すべき重大事です。いや、ホント。

キロ6分台に落ちてしまい、ネットタイムでの4時間切りも無理だと観念しました。ネットタイム4時間0分台や1分台だと、あとあと悔しいだろうなあ、などと消極的なことを考えると、ますますペースが落ち、ゴールしたのは4時間8分54秒(追記。正式タイム4:08:54、ネットタイム4:03:06。総合 6619位/22798人)でした。威張れたタイムではありませんが、前回失速したつくばマラソンを約12分上回りました。

東京マラソンのサイトによると、タイムは以下のとおり(括弧内はラップ)。


 05km 00:34:07 ※スタートロス5:48
 10km 01:01:48(27:41/5:32/km)
 15km 01:29:33(27:45/5:33/km
 20km 01:57:16(27:43/5:32/km
 25km 02:25:33(28:17/5:39/km
 30km 02:54:02(28:29/5:42/km
 35km 03:23:20(29:18/5:52/km
 40km 03:53:41(30:21/6:05/km
 finish 04:08:54(15:13/6:55/km

余力を残してスマートにペース配分したつもりが、やはりジリ貧になっています。

1、2週間ほどまえの絶好調時の練習より30キロのタイムが悪い。いわゆる30キロの壁、35キロの壁を感じなかっただけに、タイムが伸びなかったのは残念。ただ、痙攣対策が奏功したのは自信になりました。ちなみに、ガーミンの GPSウォッチは、ビルの谷間ではやはり衛星をロストするようでうまく機能せず。1キロ近くの誤差が生じていました。

沿道に人出が多かった。ランナーにはちょうどいい気温でしたが、見ている方々は寒かったでしょう。41キロあたりの苦しい地点で「韓国が10対1で勝ってます」という掛け声が聞こえました。どんな声援よりおもしろく、緊張がやわらぎました。

        ◎

参加費1万円だけあって、東京マラソンの運営は見事でした。ゴール後の誘導など、ボランティアのみなさんの働きがとくに素晴らしい。来年落選したらボランティアをやってもいいかなと思いました。芸能人はほとんど見ていないので、テレビで中継していたらしい芸能人運動会と東京マラソンがうまく結びつきませ ん。松村邦洋が一時心肺停止状態だったというニュースには驚いた。自転車に乗ったAEDチームがたくさんいましたから、無事に処置できたのでしょう。

これで今シーズンのレースは終了。5月に50キロのイベントに参加するかもしれませんが、春から夏にかけては楽しみながらのランニングやトレイルなどで身体をやすめるつもりです。そうだ、やはり両足の親指に血豆ができて潰れていました。いろんなシューズを試してみよう。

        
 ★

《あらためて、2014年3月の感想》
つらいレースでした。途中で雨が降ったような記憶も……。典型的な失敗レースです。「自分は初心者だから」と、GT-2140NYみたいな重いシューズを履いたのも失敗だったと思います。どこの店に行っても、判を捺したように初心者にあのシューズをすすめますが、クッション性があると推進力になる路面の反撥まで吸収してしまうし、プロネーションがある場合、シューズが厚ければ厚いほど不安定で膝などを痛めてしまう。よくないと思います。