狩猟採集民のように走ろう!

狩猟採集民について学びながら、現代社会や人間について考えるブログ

親知らず抜いたの。

今日もよく働いた〜。
夕方、歯科医に往復して親知らずを一本抜きました

以下、今日のウンチク。

出土した顎の骨を観察すると、農耕を始める前の人間は歯が均等に磨り減っているそうです。狩猟採集時代の人間は赤身肉など硬いものを時間をかけて咀嚼していました(自然界には霜降りなんてないけんね)。霊長類のなかでもトップクラスの硬度を誇る人間の歯は硬いものを食べるのに適していました。彼らの口は咀嚼することで嚙み合わせが良くなり、顎が大きくなりました。親知らずだってきちんと活躍していたのです。

穀物食や火によって柔らかいものを食べるようになり、顎がだんだん小さくなりました(現代っ子は嚙まずに流し込むのを好むと最近ラジオで聴きましたよ)。結果、親知らずが邪魔者扱いされるようになったのです。

熱したデンプンや砂糖が、あれほど硬い歯をむしばんでます。

ウンチク終わり

 私、歯医者さんに「親知らずが斜めに生えているので、歯茎を切ったり歯を割ったりするかもしれません」と言われ、麻酔を打たれました。しばらく待って横に倒され、グイグイガツンガツン……しかし、数分後、

「あ、抜けました」と歯を見せられました。
「え? もうへすか?」と私。(麻酔のせいでうまくしゃべれない)
「運がいいですね。簡単でした」

なんだよ脅しやがって。麻酔がいちばん痛かった。……ま、いいか。

さっきまで私の一部だった歯よ、さらば。生まれ変わったら、子供のころから硬いもの嚙んで、親知らずにも活躍してもらうからな。「抜いた歯、持って帰りますか」と言われて「まさか」とことわりました。テイクアウトして屋根のうえに投げるべきだったか。

45分かかると思っていてください、と予約時に言われたのに、診察室を出たのは10分後でした。

クライマックス・シリーズ雑感。

仕事ばかりで思うように練習できない日々。野球のクライマックスシリーズも生中継を見ることは少ないんです。経過だけはチェックしていました。

昨年、広島カープはセ・リーグで優勝しながら、CSファイナルステージで横浜DeNAベイスターズに敗れてしまいました。ラミちゃんの短期決戦の戦い方が見事で、またベイスターズが相手だったらどうしようとビクビクしていましたが、今年は読売ジャイアンツが3位になりました。

去年も書きましたが、エースと2番目を温存してファーストステージを戦い、ファイナルステージ初戦にぶつけるのが、2位・3位チームに有効な作戦ではないかと考えています。ファーストステージを勝ち上がっても、そこからの日程はかなりタイトです。

だからジャイアンツがファーストステージ初戦に今村投手を先発させたことに衝撃を受けました。シーズン終盤に冴え渡った菅野を温存してカープにぶつける気だ。本気で日本シリーズに出る気だな、と身構えたんですが、次の試合で菅野が登板……? ノーヒットノーランはお見事でしたけど、正直カープにはありがたかった。

ファイナルステージ第2戦、田口、畠の広島出身投手に苦しんだカープですが、ジャイアンツが畠を引っ張り過ぎたため逆転しました。アドバンテージふくめカープの3勝0敗。さあ、中4日でいよいよ菅野か……と思ったら、先発マウンドに上がったのは今村投手でした。う〜ん、エースがフル回転するもんじゃないんですかねえ。

西武ライオンズとソフトバンクホークスに目を転じると、ホームランの応酬です。

以前から薄々感じていたことですが、パ・リーグはすでにフライボール革命が起きていますね。大リーグがデータを集積してして分析したところ、ゴロよりもフライのほうが打率がアップするとわかり、大飛球を打つ角度や打球速度を割り出しました。もっとも効率のいいヒッティング・スポットは「バレルゾーン」と呼ばれます。結果、大リーグのホームランが爆発的に増えました。チームを挙げて「フライボール革命」を標榜した昨年のヒューストン・アストロズはワールドチャンピオンになりました。

重力により少しずつ下がってくるボールに向かってバットを振り、ボールの少し下を強くヒットして大飛球を打つため、フォロースルーはゴルフクラブを振ったときのような軌道になり、背中は弓状に反ります。日本でそんな打ち方をしていたのは、昔はカブレラやローズなどの外国人だけでした。王でも落合でも、昔の選手もボールの下を潜らせてフライを上げていたはずですが、スイングし終わると背中が丸くなっていましたよね。おそらく柳田のほうが飛距離の出る打ち方だと思うのです。

検索してみると、あにはからんや、ソフトバンクは意図的にやっているようです。昨年、フライボール理論にいちはやく取り組んだのは柳田悠岐で、今年から、上林誠知、中村晃各選手も実践していると、藤本1軍コーチがテレビで語っていたらしい。元日ハムの大谷も背中が反り上がる打ち方をしています。

柳田ほどアッパーではないかもしれませんが、西武の山川、浅村、中村剛らもあきらかにフライを意識しています。

セ・リーグの日本人選手にはあまり見当たらないんですよね。横浜の筒香や巨人の岡本はそんな感じかも知れません。ホームランが量産されそうな雰囲気のパ・リーグですが、ホークスにつづき、ロッテの本拠地でもラッキーゾーン(ホームランテラス)ができるそうで、来年は複数の50発打者が出ると予想します。

おっと、長くなりそう。この話はここまで

 

急に昔話をします。1986年の日本シリーズのことです。

広島カープ対西武ライオンズ、初戦引き分けのあと、カープが3連勝しました。

迎えた第5戦。チケットを持っている友人に誘われて西武球場に行ったのです。胴上げが見られるかも、と期待していました。

ドーム屋根をかぶるまえの球場です。試合はロースコアで膠着状態、盛り上がりに欠ける試合はただただ寒い。料理研究家・結城貢が唇を紫に染めて歩いていました。

1対1で迎えた延長十二回裏(当時の延長ルールは記憶していませんが、第1戦は十四回で引き分けになってます)。1死2塁で、バッターボックスには工藤公康投手。パ・リーグはDH制だから、工藤は1年間打席に立ったことがありません。

ここは三振だな、とわれわれは寒いのでコーヒーを買いに行きました。

すると、ワッと大歓声! 振り向くと工藤が打ったらしき打球が一塁線を転々としているではないですか? まさかのサヨナラ負けです。

それを皮切りに、西武が4連勝で逆転優勝しました。最終戦は授業サボってテレビで見ました。ホームランを打ったあとの秋山のバク転は忘れてないぞ。
 
それから32年。相手はライオンズと予想していたので、32年ぶりにやり返してやる! と意気込んでいたのです。ところが日本一を争う相手はホークスになりました。

が、しかし!

ホークスの監督は誰あろう、1986年の3連敗4連勝の立役者であり、優勝決定のときにもマウンドにいた工藤公康です。

ならば、あの屈辱のシリーズを知るカープ選手は今年のベンチにいないのか?……ん〜と、ええっと……あっ、いた! 達川光男だ。くそっ、畜生、達川はホークスのコーチじゃん。(冷静に見て、ホークス有利と感じてますけど)

ひさびさの30km走……2018/10/14の練習

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以前は、毎週末のように30km以上走っていましたが、いまは月イチくらいです。

5月くらいからHIITをやりはじめ、7月中旬からタパタばかりです。そろそろロング走もやらなければ……月2くらい?

本日は、30キロ走でした。多摩川のフラットなコースを11キロ走ってから、多摩のアップダウンに突入。日が暮れてきたのでよこやまの道には入らず、南多摩尾根幹道路を進みました。ここんとこ、お尻やハムの慢性的な疲れがあるんですが、涼しいのでなんとか走れたかな。

最後のダラダラ下り坂で、大学生とおぼしきランナーに抜かれました。キロ5分弱のペースでジョグしています。きれいなフォームに見とれて、2キロほどストーカーしちゃいました。(少し距離を置いてましたよ)

【今後の予定】
タバタは月・金の週2にします。
水曜日か木曜日にポイント練習、
土日にロング走か長めのポイント練習、
……と、こんな感じでやるつもりです。

タバタのダメージを抑える方法?……2018/10/9

暑い時季は、タバタをやる日は夕食前(19時半頃)にダーッとスピンバイクを漕ぎ、22時から緩ジョグ……が多かった。夜走るのは体がバキバキにこわばり辛いんです。キロ7分ペースでなんとかノルマをこなし、疲れ果てて帰宅するのが常でした。翌日もハムなどにダメージが残り、キロ6くらいで走っていました。その明くる日はまたタバタという……。

今日は、ちょっと実験的に、タバタのあと間を空けず、30分以内にジョグをしてみました。実は、初タバタのときは、わりと間を空けずスタートし、それなりに走れたのです。最初だからタバタで追い込めなかったんだろうと感じていましたが、じつは間をあけないほうがいいのかも、と愚考した次第。

17時30分からタバタをやり(アップふくめ都合10分、17時45分には終了しました)、18時過ぎにランをスタートしてみました。

涼しいせいもあるでしょうが、タバタから3時間以上経ってスタートするより体が固まらず、6:40/kmペースでしたが、動けます。11キロ走って終了しました。

 で、

毒食わばサラマンダー。

22時過ぎから、もっかい走ってやりましたわ。ほほほっ。シューズを履いて1キロ走り、多摩川沿いでシューズ(ALTRA Vanish-R)を脱ぎ、裸足になり、走り始めます。裸足だと集中するので、筋肉疲労を感じません。荒れたアスファルトを踏む足裏がヒリヒリしますけど。片道1キロを3往復しました。平均ペースは5:47/km。やはり、夕方、タバタのあとすぐに走ったことでだいぶん恢復したのではないかいな? 疲労抜きジョグみたいな効果があるのかも。

知らんけど。その後、シューズを履いてまた1キロ。ALTRA Vanish-Rは、アウトソールぺらぺらの裸足感覚シューズなんですけど、裸足のあとは厚底シューズみたい。

追記=翌日のダメージもいつもより少なかった。
「タバタ→30分後ジョグ」を定番にしたいところです。

2018年9月の練習、250kmしか走らず。

9月も、だらだらジョグとタバタ式トレーニングの一ヶ月間でした……と先月と同じこと書いていますが、違うのは、広島でのボランティアやカープ優勝のごたごたで、1週間ノートレだったことです。

走った距離は250km。

7月18日に始めたタバタは通算31回、2ヶ月を超えました。ただし今月は1週間のノートレが響いて少なく、9月2、4、8、10、12、14、16、18、21、29日の計10回。

その他、前回書いたように、9月27日に200mダッシュ(35〜36秒台)10本、という練習をしました。ロング走なかったなあ。

10月は2回くらいロング走やらなきゃな。毎週末のように、30キロ、40キロをやっていたんだからできるはず……と、遠い目になる私。

HIIT(高負荷インターバル)も続ける予定です。タバタにこだわらず、1日おきに、坂道ダッシュやインターミッテント・トレーニングなども取り入れたい。

ケツ筋トレもやりますよ。

そういえば、2月のマラソン、なんにも当たってないな。

200m×10本……2018/9/27の練習

広島帰省とカープの狂騒により、走らない日々。カープはやっと26日(水)に優勝しました。ほっ。
 
27日(木)、半年ぶりに行った練習会で1週間ぶりのランでした。久しぶりすぎて、練習会の様子がよくわかりません。

以前は20時半頃開始だったんですが、競技場に20時少し前に着いたら、「さあ、走りましょう」と、200m×10本のインターバルが始まるところです。アップもなにもなく、スタートラインに立ちました。(あとで聞くと19時半スタートなのだとか)
「200mを42秒だかで走ろう」とか言うてたのに、なんかみんな速い。

10本のタイムは以下のとおりです。 つなぎは100秒くらいでした。
 
 37秒1
 36秒0
 35秒6
 36秒1
 35秒1
 36秒3
 35秒6
 37秒9(LAPを押すのをミスりました。おそらく36秒台)
 36秒2
 36秒6
 
タバタのおかげで苦しくない。ビルドアップしてどんどん抜ける〜。

……と思っていたのは6本目まで。だんだん息が上がり、きつくなりました。トラックは濡れていますし、10人以上の集団では走りづらい。7本目くらいからは、みんなの2、3秒あとにスタートして、できるだけワーッと走りましたとさ。

終わったら、さすがにオールアウト。しんどい〜。

たった200m10本で筋肉が……。

トラックは左回りだからか、右のケツ筋が痛いのです。

広島ふらふらボランティア

9月21日夜から24日にかけて、広島に行っていました。

忙しくてボランティアに行けず、こんな時季になってしまいました。21日(金)22時頃、広島に降り立つと、赤い服着たカープファンが球場から戻ってきます。この日は、カープ快勝。マジック3。広島は浮き足立っています。私も広島出身、カープファンですから、それなりに緊張します。球場から戻ってくる友人と連絡を取り、少しだけ食事&ビール&日本酒。

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翌22日(土)と23日(日)午前中に、ボランティアでした。こまめに休憩をとるので実働時間はそれほどではありません。運動負荷は低いんですが、スコップで土を搔いていると、広背筋に負担がかかります。

23日午後は、用事もあり、呉市をブラブラ。れんが通りを抜けたところに三ツ蔵があるな、と思い出して、歩いているうちに見つかりました。『この世界の片隅に』に登場します。「なんだ、まるで聖地巡礼じゃん」と恥ずかしくなりました。

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広島にいるあいだは敢えて炭水化物生活でした。災害時に支給されるのはおにぎり、菓子パン、カップ麵などの炭水化物が多く、タンパク質や野菜が少ないことはよく知られています。今回、数日間でも、同じような食生活にしようと考えたのです。

被災された方は暖かいものやお酒を飲まないのでしょうが、すみません、そこまでは徹底できません。駅の立ち食いうどん、コンビニおにぎり、魚粉の味ばかりが強いお好み焼き、水分多めのまずいお好み焼き、ビール、日本酒などなど、を口に入れました……。

れんが通りには懐かしい福住のフライケーキがあります。こし餡入りドーナツです。店内ではどんどん揚がるフライケーキを多くの人が入って買っていきます。1個80円。甘いものは避けたいけど今回は別だ、子供のころ食べたので懐かしさもあります。家族分買って実家に戻りました。この日食べたのが、生涯最後の1個になるでしょう。

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23日夕方に、熊野町・筆の里工房で「筆が奏でる琳派の美」という展覧会を見にいきました。琳派ファンの私ですが、たかが田舎町の展示、まったく期待はしてなかったのです。ところがびっくり、光悦、宗達、光琳、抱一などの国宝が並んでいます。閉館近い時間に入ったのが悔やまれます。じっくり眺めていたかった。

熊野町は昔から筆づくり日本一の町を謳っていましたが、画筆も毛筆も輸入ものに押され、斜陽産業だったんです。ところが、技術を化粧筆に応用してから、V字回復。町は潤っています。なんか不思議な気分です。

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広島にいるあいだにカープのマジックは「1」になりました。

月曜日の試合、チケットを譲ってもらって、球場で立ち見しました。小雨のなか、ラン仲間でもある高校の同級生数人とビールぐびぐび飲みながらの観戦です。胴上げは見られなかったけど、楽しかった。

18時過ぎの新幹線に乗って東京へ戻りました。少し疲れました

さて。炭水化物だらけの生活をしたところ、今朝の体重は数日間で4キロ近く増え、63キロ台になっていました。糖質は水分も一緒に溜め込むからでしょう、体がややむくんでいます。まあ、3日で太ったものは3日で戻るはず。食事を元に戻します。