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1月最後のラン

 年が明けたあとどんどん時間が過ぎることを「1月行く、2月逃げる、3月去る」なんて言いますが、広島のふるい人たちは、1月は「いぬる」と言っていました。帰る、とか、去るという意味です。「はあ(もう)遅いけえ、そろそろいぬるわ」というふうに使います。……こんな情報、不要でしたか?

 2日前の駅伝でつかったものを返却する必要があり、ランニングクラブへ。ついでに練習会に参加しました。
 まだ落ち着きませんが、1月はほんとうに多忙でした。
 週末には非公認フルと都内グルグル企画走53キロ走を一度ずつやりました。それでも月間の総距離はとても短いんです。平日は、週2回くらいのスピード練習(といっても、1キロ×3本程度)をやった以外、ほとんど走っていませんから。とにかく今年の目標はスピードの底上げです。2月は4本できるようにします。

 練習会では中級クラスの遅めのクラス「8,000mPR(4:50 - 5:00/km)+ 1,000mFree」と初級クラス「6,000m(5:30/km)+2,000mFree」をハシゴしました。
 筋肉痛はないつもり。でも、走りだしたらどこかバランスが悪いような気もします。後ろのランナーに、足を引きずっているように見えると指摘されました。
 先日の駅伝では心拍数が 200bpm まで上がっていたので、今日は心臓バクバクはやめようと思っていたんです。ところが、ラストの Free で先導してくれるコーチがダッと飛び出すと反射的に後ろについてしまい、BU気味に引っ張られて 3:41。やれやれ。

 アップやダウンをふくめ、計19km走りました。
 平日に10km以上走るのは今年初めて。月間距離を計算したら195kmでした。「いぬるさい電車を使わず帰宅ランにすれば 200km オーバーだったな」といった距離への執着はしばらく捨て、スピードだけを意識します。

至言

 何年か前、私がたまに顔を出すランニングクラブで、オールアウトするまで必死に食らいつく女性がいました。ある日、「いつもすごいね」と褒めると、「ついていけないペースでも、20回もやればクリアできる。そうやって速くなってきた」と返ってきたので、私はますます感心したのでした。
 至言ですね。
 私ももう少し頑張ろう。

駅伝参加……都合のいい日記。

 ランニングクラブ(私は幽霊会員ですが)のメンバーで駅伝を走ってきました。
 本日は少々自分に甘い、「都合のいい」日記です。
 男女混合の部で、短めの3キロ区間を5人で走ります。同クラブAチームはぶっちぎりで部門優勝の予定。私が1走を走るBチームは、順位度外視な感じでした。
 個人的な目標は12分カット(4:00/kmペース以上)です。今年に入ってからせっせとスピードの底上げをはかっていますから、そのくらいでは走りたい。

 男女混合の部は、中学生男子および女子の部と同時に午前9時スタートです。
「9分30秒(3:10/kmペース)では走る」とおっしゃっていたクラブAチームのU選手が飛び出すと、若者や中学生男子らがダッと目の前にあふれます。私を抜くのはかまわないけど、き、きみたち、3:00/kmペースで走り切れるンか?
 500mも走ると、ゼーハーあえぎながら、若者や中学生が落ちてきます。気持ち良く順位が上がるからといって油断したらいけません。ガーミンを見たらこちらもペースが落ち気味でした(コースにキロ表示があったそうですが気づかず、以下はガーミンのログ)。最初の1キロのラップ4:06は予定よりやや遅くて焦りましたが、「ここから上げて行けばよい。バタバタするな」と自分に言い聞かせます。次のラップは3:57。予定の範囲におさまっていると考えます。あと1キロ。苦しくてもいける距離です。4分がんばってタスキをつなげば、今日はもう走らなくていい。
 依然、前の選手を拾いながら走っていました。
 ひとりの中学生の女子ランナーの横に並ぶと、彼女は懸命にスピードアップします。それでも抜こうと横に並べば、また逃げるのです。負けん気が強いらしい。悪いけど、競りあいながら彼女に引っ張ってもらいました。中学生に助けてもらうなんておとなげなかったかなあ。でも、Win-Winの関係であったと、今日のところは都合良く考えます。
f:id:mugibatake40ro:20170202130748p:plain スタジアムに入ってから180度の折り返しがあり、彼女に先を譲ったら差がつきました。ラスト100mくらいまでは差が開いてしまったのですが、2走のランナーが目に入るとスイッチが入ります。最後の直線をダッシュして彼女を抜いたような記憶があります。
 リザルトによれぱ、Uコーチからピッタリ3分遅れて、部門9位でタスキをわたしていました。同じ部門の男性が、私の1秒前を走っていたのには気づかなかった!
 2区と3区を走った女性2人が順位を押し上げ、4走とアンカーの男性が差を開き、Bチームは3位でゴール。予想通りぶっちぎりで優勝したAチームとともに表彰されました。

 さて、自分の記録ですが……。
 12分を切ったつもりだったんですけど、残念ながら12:17でした。ガーミンのログでは距離は3,120mと少し長く、ラップは4:06 - 3:57 - 3:49 - 0:24(120m)。もしそれが正しいなら、平均3:56/kmペースです。今回は都合良くガーミンを信じましょう。
 きのうはハートレートモニタを装着していました。上下動が改善できていなかったのはショックですが、それよりも心拍数に驚きました。2ndLAPでは190bpm近くまで上がり、3rdLAPでは、200bpmを行ったり来たりしています。上の写真は、200拍/分でもがき苦しんでいる男。情けない……。いやいや、「しっかり追い込めたからいいじゃないか」と日記には書いておきます。都合が良すぎるかな?
 今シーズンの目標のひとつは、5,000mを4:00/kmで走り切ることです。

lapペース平均心拍数平均ピッチ平均歩幅平均上下動平均接地時間
1st 4:06/km 155bpm 186spm 1.32m 8.9cm 219ms
2nd 3:57/km 186bpm 188spm 1.35m 8.9cm 219ms
3rd 3:49/km 196bpm 188spm 1.40m 8.9cm 216ms

「ランニングマガジン・クリール」のフォーム特集

ランニングマガジン・クリール 2017年3月号 [雑誌]

ランニングマガジン・クリール 2017年3月号 [雑誌]

 

 1月26日の夜は練習会に参加し、短い距離をややスピード走。最近、平日は週に2回くらいスピード練習をやっていますが、ひとと走るとラクですね。

 帰宅途中、ファミリーレストランで少しタンパク質(とアルコール)を補給しようと思い、書店に入って食事のおともを探しますと、「ランニングマガジン・クリール」3月号の特集「本当に効率のいいフォーム」が面白そうです。バイオメカニクスを研究する筑波大学体育系准教授・榎本靖士と、漫画家でサブスリーランナー・みやすのんきさんの対談です。冒頭の「日本人の骨盤は生まれつき後傾などしていない」ってところからひきこまれます。すぐさま購入してタンパク質(とアルコール)を摂りながら読みました。
 たとえば、私も、以前は、地面を叩いた脚を上げれば速く走れるんじゃないかと思っていた時期がありました。しかし、身体の中心(胴体=胸から骨盤・股関節まで)だけを意識するべきであって、スピードが上がれば脚が勝手に跳ね上がるはず。練習会のあと、200m36秒を3本走りましたが、脚はいつもより跳ねていました。
 榎本氏はこう言っています。

榎本 (略)ケニア人選手は後ろ足が高く跳ね上がりますが、それを外見上の形だけで真似てはいけません。足を動かす幅は、スピードが上がれば上がるほど大きくなります。しかし、足を大きく動かすから走るスピードが速くなるわけではありません。遅い人がそれをやると、単純に足の回転が遅くなるだけです。後ろに流れていく足を早く前に戻してあげなくてはいけません。(略)後ろへの跳ね上がりは、後ろに高く上げてやろうと思うのとは逆向きの力になります。

 さらに、

榎本 日本人選手がどうして後ろ足が跳ね上がってこないかというと、キックのときに、上がってこない動きがだいぶ入っているのです。日本の選手は、着地していったん沈んだあとちょっと起こしながら上に蹴ってしまうので、その結果、足は後ろにあまり跳ね上がりません。

 うんぬん(デンデンじゃないよ)と続きます。

 14-15ページの、大臀筋やハムストリングスで力を入れるメカニズムは、すぐには理解できず、じっくり咀嚼することにします。
 自分でウンウン唸りながら考えると、跳ね返ってくるものが多い情報という気がしました。永久保存版にして、何度も読み返します。
 ところで、「クリール」の表紙モデルのフォームはあまり効率的じゃありませんね。

久しぶりのランニングダイナミクス計測。

 1月は1kmのなんちゃってインターバル3本を週に2回程度やっています。このくらいの強度なら1日置きにできそうです。強度が低すぎると笑われるでしょうが、いまは2本走ると気持ち悪くなるほどキツイ。徐々に本数は増やすつもり……いや、増やしたい。
 昨晩の3本は、つなぎを1kmも入れましたので、レペというべきかもしれません。最初の2本は強い向い風でした。結果、4:02-3:57-3:52というタイム。いつもより少し遅かったけど、次は頑張る。o(^-^)o
 久しぶりにガーミンの HRM-run を胸に巻き、ランニングダイナミクスを計測してみました。乾燥しているのにベルトを濡らさなかったので、最初の2本の心拍数は不正確みたい。したがってそれ以外の数字を見ていきます。

(そういえば、ガーミンのランニングダイナミクス計測には、いつからか「平均上下動比」とか「平均GCTバランス」といった項目が増えました。前者はストライドに対する上下動の割合でしょうか。後者は左右の足の接地時間の割合を示したもの。以前はなかったものなので今回は無視します)

 2本目(向かい風)と3本目(追い風)の平均を求めると、平均ピッチ190spm、平均歩幅1.37m、平均上下動8.2cm、平均接地時間278ms。
 これを、フォーム改造前の一昨年以前と比較してみました。
 あんまり参考になるペースがないんですけど……。

日付ペース平均ピッチ平均歩幅平均上下動平均接地時間
17/01/24 3:55/km 190spm 1.37m 8.2cm 278ms
15/07/11 4:08/km 184spm 1.32m 9.7cm 197ms
14/09/03 3:51/km 185spm 1.40m 9.7cm 176ms

 ガーミンの数字が正しいかどうかを疑うのはやめます(接地時間なんて、どうやって割り出しているのか私には理解できず……)。
 目指せ上下動7.0cmには少し近づいているようです。
 接地時間は長くなり、ガーミンの評価はむしろ悪くなっています。ただ、高岡尚司さんは「接地時間は短ければいいというものではない」とおっしゃいます。そのこころは、重心より前に接地しているあいだはブレーキであるが、後方に接しているあいだはアクセルであるから。以前、その場でポンポン弾むようなフォームで走っていた私は、少し離地のタイミングを遅らせてベクトルを前方に向けようとしています。その結果だったらいいんですが。

ゼロベースランニング 走りの常識を変える!  フォームをリセットする!

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東京十社巡り

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 毎年、東京十社巡りをされているウルトラランナーの方に誘っていただき走ってきました。1月21日(土)のことです。
 東京十社の説明は、Wikipediaに譲ります。
 明治最初に、東京近郊の格をつけた十二社のうち、六所神社(府中・大國魂神社)と鷲宮神社(埼玉県久喜市)をのぞく十社を巡ることだそうです。私は明治以降の神道にはあまり興味ありませんが、距離走のつもりで参加しました。
f:id:mugibatake40ro:20170125164109j:plain 30名ほどが大江戸線・大門駅に集合し、まずは芝大神宮へ。集合写真を撮ってから、8時40分くらいにスタートしました。気温は低いんですが、日が差しているので暖かい。
 右の写真は亀戸天神。天神さまといえば学問の神様・菅原道真と梅。東風が吹いたのか、梅がぽつぽつ咲いています。受験生がたくさん訪れるシーズンでしょうが、朝早かったせいか人はまばらです。
 
ここで合流した方と一緒に走りました。おかげで退屈することなく、助かりました。
 芝大神宮 → 富岡八幡宮 → 亀戸天神 → 神田明神 → 根津権現 → 王子権現 → 白山神社 → 日枝神社 → 赤坂氷川神社 → 品川神社と巡り、大門駅に戻って終了。16時36分にゴールしました。
 富士塚好きな私は、白山神社の奥の富士塚はパスしましたが、駒込富士神社(神社自体が富士塚になっています)と品川神社の品川富士もきちんと登頂しました。
 コース図はもらっていたのに、ところどころ遠回りしています。GPSでは58kmとなっていたけどビルの谷間で誤差が出ていたようです。「キョリ測」で計測しなおすと、52.6kmでした。少しロスもあるので、53kmと記録しておきましょう。
 下の写真は、左が神田明神。いちばん賑わっていました。右は、十社巡りの案内板です。同じ案内はいろんな神社で見かけましたが、写真は品川神社のもの。

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ああ、忙しく……。

 年末からずっと忙しく、たぶん、今月100kmも走ってないと思います。
 1日おきとか2日おき、夕方か深夜に外にでて、1,000m×3本くらいだけをやっています。不調で、いまは1,000mは4:00/kmを切って走るのが精一杯だし、じつは途中で止まってしまうこともあるんですが、今日はわりとうまくいきました。
 スピードの底上げをしなくては。
 今年の平日はこんな練習ばかりにします。

不調……1月14日の日記

 私がたまに通うランニングクラブがお手伝いしている、某駅伝の練習会でした。本日のメニューは、ストレッチ&ドリル&4kmタイムトライアル&筋トレ&ストレッチ。
 4kmTTでは、私は5:00/kmの目安のランナーとして走りました。200mごとに置かれた標示を60秒で通過すればいいので、ペースをつくりやすい。19:49だから、うまく走れたと思います。
 5分ペースで頑張るみなさんを見て、ふと自分を振り返れば、最近、どうもうまくいきません。今は平日はスピードを上げて短く走るだけにしているんですが、4:00/kmを2本も走ると気分が悪くなります。昨年末はなんてことなかったのに……。とりあえず、心拍を上げる練習を続け、2kgほどオーバーした体重を1週間ごとに1kg落とすことにします。炭水化物を減らせば体重は調整できますが、それでどれだけスピードが上がるかな。

足首の底屈・背屈と離地のタイミング

 キロ5分はめいっぱいのペースではないつもりですが、1月3日のフルマラソンで疲れたのでしょうか。9日に、30kmジョグのグループ走をやっていたところ、ハムストリングスやお尻が悲鳴をあげてしまい、19kmでリタイアしました。先輩ランナーから「お尻やハムが痛いということは地面を蹴っているのではないか・あるいは身体の一部に負担をかけすぎではないか」と指摘してもらいました。後者のご意見はそうかもしれませんが、優秀な長距離ランナーって筋肉痛がないのか、あっても全身満遍なく疲れるのか、わかりません。私の場合、いままで使えてなかった筋肉が目覚めて、鍛えられている最中という気もします。今後の研究課題です。
(ひとつ書き添えますと、最近大腰筋が攣ったりもするんですが、総じて、身体の中心近くが筋肉痛になるのって不快ではないんですよね。ジンワリとした疲労にはむしろ多幸感さえ覚えるんじゃないかと思います)

「地面を蹴るな」とよく言われます。おそらく足首を底屈(足関節の角度を大きく)させて地面を蹴るな、という意味だと思います。足首の底屈をする筋肉は、ヒラメ筋・腓腹筋・後頸骨筋・長腓骨筋・短腓骨筋などの、ふくらはぎの筋肉が主体です。
 私は最近、ふくらはぎのダメージはほとんどないんです。
 繰りかえしますが、筋肉痛になるのはハム、お尻、大腰筋など。
 ハムストリングスは股関節の伸展や膝関節の屈曲にかかわる筋肉群で、骨盤と膝あたりをつないでいます。お尻の筋肉とともにハムストリングスが蹴ることには貢献しない気がします。ともかくハムの負担を減らす方法を考えたいと思います。

 ところで。当面、私が気になるのは、足首の底屈ではなく背屈(横から見たときに、足関節の角度を小さくすること)なんです。私は学生時代よく正坐をしていたせいか底屈は得意なんですが、背屈が苦手です。このストレッチングボードにきちんと乗っていられるのは17.5度くらいまでじゃないかなあ。20度だと少し踵が浮きます。
 足首は硬いほうがアキレス腱の伸張 - 短縮サイクル(SSC)が発揮できていい、という話も聞くんですけどけど、それでも限度があるんじゃないでしょうか。可動域を少し拡げたい気もします。

『ゼロベースランニング』の著者・高岡尚司さんは、胴体の後方で接地しているのはアクセルになるから、身体の後方での接地時間は長くてよい、なるべく後方で離地せよと書かれています。離地を遅らせるドリルは、こちら。


書籍「ゼロベースランニング」P110◉カカトを押しつける〜離地を遅らせる〜

 着地は短いほうがいいと思っていましたが、高岡氏がおっしゃるように、着地してすぐに弾むと上へ跳んでしまいます。ガーミンのランニングダイナミクスを計測すると、やたら接地時間が短いくせに上下動の激しいヤツがいたなあ……(俺だよ!)。私は離地を遅らせてベクトルを前に向けるのが大事なんですね。

 よく引用される、榎本靖士ケニア人長距離選手の生理学的・バイオメカニクス的特徴の究明~日本人長距離選手の強化方策を探る~」(2007、PDF)には、接地時間に関する興味深い結果が出ています。日本人選手よりケニア選手のほうが接地時間が長かったのです。日本選手の接地時間が145±6msに対し、ケニア選手は156±9msとあります。

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 上図の説明を引用します。
(略)ケニア人選手と日本人選手の支持脚のキック動作をスティックピクチャで比較したものである.ケニア人選手では,接地から離地まで大腿の動作範囲が大きく,とくに支持期前半に下腿が大きく前傾し,その後大腿が大きくスウィングしている様子がわかる.とくに大腿が垂直になる姿勢では,その違いが顕著である.

 ケニア人の背屈角度は最大何度だろう? 今度、この図を測ってみますね。
 追記=膝が曲がった状態で、足首は30度くらいまで背屈していました。

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多摩川マラソングランプリで走り初め。

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 昨年1月3日のこと。ジョギングしていると、多摩川で大会をやっていました。エイドの方にたずねると、毎年開催しているフルマラソンだそうです。「それじゃあ、来年出てみよう」と思って丸一年。
 ロング走のつもりで参加しました。
 京王相模原線の京王多摩川駅で降りて河原まで歩きます。京王閣のそばです。
 1月3日なのにあったかい。富士山がよく見えました。短パン&長袖・半袖シャツの重ね着を選択しましたが、半袖でもよかったな。
 フルマラソンの部は9時10分スタート。
 42kmを走りきれることの確認と、年末年始の日本酒&餅を消費するのが目的です。「疲労を残したくないから今日はジョグで走り、結果サブフォーでいいんかな」程度に考えていました。ときどき寄らせてもらうウルトラランナーの週末フルマラソンは5:30/kmペースでもかなり速いんです。ところが、この大会はスピードを出す人がけっこういて、つられます。まあいいや、5:00/kmペースで行こう、と切り替えました。
 多摩川の土手を走るからコースはフラットです。いつものホームコースですから発見はない。退屈です。府中四谷橋の先のパチンコ屋のところで折り返し、一度スタート地点に戻ってハーフ終了。さらに、同じコースをもう一往復します。ああ、退屈。
 そこそこあった風が強くなったか、あるいは自分が耐えられなったのか、35km過ぎたころ向い風に足が止まりました。給水が(ハーフ地点以外は)水だけだったからエネルギー切れ気味だったのかもしれません……いやいや、ロング走不足だな。ラスト2kmでなんとか恢復しましたが、情けないかぎりです。タイムは3時間30分台。まあ、タイムはどうでもいいんですけど。

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5:10/5:03/4:59/4:59/4:58/4:56/4:57/4:56/4:56/4:56/
4:59/4:56/4:55/4:54/4:58/4:53/4:58/4:57/4:54/4:57/
4:54/5:12/4:57/4:52/4:49/4:56/4:56/4:56/4:58/4:55/
4:59/4:59/4:49/4:55/4:59/4:59/5:20/5:20/5:06/5:20/
4:59/4:45/1:08
(42.27km、3:30:16)

 毎回、非公認レースを走るたび、「本番じゃないから、と油断して大失敗。準備を怠ったためトラブルが起きた」と書いている気がします。ソーティマジックを履いていたんですが、マメ対策をしなかったので今回はずっと左足の裏が燃えているようでした。
 お尻の筋肉や大腿四頭筋も痛んだし、まだまだ鍛え方が足りません。
 これからすこし上げていきます。

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2017年、あけましておめでとうございます。

 あけましておめでとうございます。

 仕事を積み残しているのでスッキリしませんが、気分にかかわらず新年はやってきます。大晦日も元日も吞んだくれました。休みと決めた日は徹底的に弛む作戦です。
 ただいま2日。ぼちぼち仕事を始めました。
 走り初めは明日です。^^

 元日はお昼まで寝ていたので、ニューイヤー駅伝は最後だけ観ました。
 旭化成が18年ぶりに優勝。村山兄弟、市田兄弟の双子二組が走ったそうです。宗猛総監督ももちろん双子。
 双子ランナーがなぜ長距離界で力を発揮するのか、に関しては、「互いに切磋琢磨できるから」とか「相手を通じて自分を客観視できるから」などと聞いたことがありますが、それならほかのスポーツでも双子の優位性が活きるはず。モハメド・ファラー選手は、8歳のときに生き別れた双子の兄と再開した、と2年くらいまえに報じられましたが、となると、ファラーは兄弟の二人三脚で強くなったわけではありません。双子ランナーが持久走で活躍する背景には、もっと生理学的な理由がある気がしますが……。

 本日は、箱根駅伝の往路の日。5区だけ視聴しました。
 私は箱根駅伝を観る習慣はありません。22歳になるまでテレビ中継がなかったからだと思います。母校を応援することもありません。
 ただ、某大学が勝つか負けるかで新年の仕事の内容がほんの少し変わるものですから結果は気になります。青山学院大学の5区の選手が、私と同じ町の出身と知り、にわかファンになりました。出身大学の帰属意識は希薄なくせに、出身高校や広島出身の選手は応援したくなります。原晋監督も広島県出身です。
 ともかく往路が無事に終わってよかった。テレビ局も箱根ファンも、内心トラブルを期待しているんじゃないかと思うことがあります。ケガや脱水で失速したり、もうちょっとというところで襷がつながらないといった「ドラマ」が起きたら視聴率は跳ね上がるんでしょうし、ニュースでも映像が繰り返し流れます。とはいえトラブルは起きないに越したことはない。
 復路もみんな無事で、実力を発揮されんことを祈ります。明日、彼らが箱根路をキロ3分で走っているころ、私はキロ5分半で多摩川を走る予定です。

        

 ひとが頑張っているのに自分がボンヤリしてちゃいけませんよね。
 2017年の自分のこと。
 毎月400km走っていたのを、いまは300kmに減らしていますが、今後はジョグを極端に減らして、週3回のポイント練習のみにしてみようと思います。平日2回スピード練習&週末ロング走といった感じです。絶対的に足りないスピードを底上げするのが目的です。
 萩往還があるので4月はロング走をたくさん入れますけど、それ以外は心肺強化に努めてみます。
 スピード練習は坂道ダッシュ(上り、下り)、インターバル(400mを10〜15本とか、1,000m5〜7本など)、ビルドアップ、レペティション、ペース走などを組み合わせる予定。うまくいくかどうかわかりませんが、なんちゅうか、人体実験です。
 走らない日は、筋トレやストレッチにあてます。疲労抜きの研究もしなくちゃ。
 では、また更新します。

いつもこの日は……12月24日の日記。

 水曜日(21日)にぶつけてしまった太腿前面は、アザにこそなってないけど、案外痛みました。2日間休み、天皇誕生日でお休みだった金曜日夕方に走り始めたものの、着地のたびに大腿四頭筋が痛みます。平坦な道しか走れず、ジョグペースで20km。

 翌土曜日は、17時スタート。
 ぶつけた箇所よりも、やや内側の膝寄りに痛みが移動した感じです。少しは恢復している気がします。平坦なところは飽き飽きしたので、7キロくらいから緩い坂道を昇って降りてきました。
 約2時間、18km走ったんですが、すれちがったのは学生らしき男性2人だけ。歩く人も少ないんです。「みんな昼間に運動を終わらせたのかなあ。それとも世間に何かあったんかなあ?」と不思議です。しばらく考えたあと、クリスマスイブに思いいたって納得しました。例年、この日はランナーが少ないんです。
 数年前のクリスマスイブ、すれ違ったランナーは1人だけでした。それが若い美ジョガーでして。互いに視線を交わすことなくすれ違ったんですが、見知らぬ女性と秘密を分かち合った気がした……ということにしたのでした。

 クリスマスイブといったら、キリスト教徒でないかぎり、「子供がケーキ食べてプレゼントをもらう日」だから、うちとは関係ありません。
 帰宅後、妻に「夕飯はなに?」と言うと、「水餃子よ」と返します。
 食後少し仕事して、焼酎のお湯割りをすすりましたとさ。

痛てて。……12月21日の日記。

 昨晩のこと。多摩川沿いをジョギングしていました。19時くらいでも、冬至の1日前だから真っ暗です。見慣れないイルミネーションが目につきました。近づいて見てみようと方向転換したら、

 ガツン!

 右腿前面に衝撃。しばらく悶絶しました。
 木の手すりの端っこに右腿前面をぶつけていました。
 暗がりにまぎれてよく見えなかったんですね。
 そこから2キロほどゆっくり走ってみたところ、右足を接地するたびに衝撃が走ります。大腿四頭筋が衝撃を吸収してくれるということはようくわかりました。
 方向転換するときスピードを緩めたので、歩くようなスピードだったんです。「あの速度での打撲なんだもの、すぐに治まるだろ」とタカをくくり、いちおうアイシングと湿布で対処しましたが、1日経っても痛みは引きません。
 しばらくジョグだなあ。
 みなさんも暗がりランにはお気をつけくださいまし。

『日本のマラソンはなぜダメになったのか』感想

 歴代のフルマラソン日本最高記録保持者である(以下敬称略)宗茂、瀬古利彦、中山竹通、児玉泰介、犬伏孝行、藤田敦史、高岡寿成のインタビュー集です。
 ひとりにつき一章割いて、当時の練習法、現在のマラソン界への提言が披露されます。お風呂のお伴に、1日1人か2人ずつ読みました。
 私は駅伝を重視しているかぎり日本のマラソンの将来は暗いと思っています。日本の中長距離界はガラパゴス化していて、その最たる証拠が「日本人1位」なる単語でありましょう。マラソン中継でも、私は後方で駆け引きする日本人よりアフリカ系のランナーに注目しています。
 そんな私でも、過去、日本最高記録を叩き出したランナーの考え方を読むのはやはりとても面白かった。

       

 1965年生まれの私が子供のころ、世界に伍する選手だとワクワクさせてくれた3大アスリートは王貞治、具志堅用高、そして瀬古利彦でした(次点は縄跳びの鈴木勝己かな)。瀬古選手のレースは面白かった。宗兄弟やイカンガーにぴったりくっついて、トラックに入ってから見せるラストスパート! じつにテレビ向きな勝ち方でした。
 宗兄弟や瀬古に翳りが見えはじめたころ、中山竹通という傑出したスピードを誇る選手が現れます。1985年のワールドカップマラソン広島大会で、中山選手は2:08:15(当時の日本最高記録)の2位になりました。私はたまたまレースを沿道で応援していました。
 その後、何度か記録が塗り替えられ、2002年に高岡寿成選手が2:06:16をマークしましたが、その記録がいまだに破られないばかりか、2時間6分台の選手すら出ていないのはみなさんご承知のとおりです。アフリカ勢はどんどん記録を伸ばしていますが……。

       

 日本マラソンの練習法は、宗兄弟や瀬古が確立した基本を軸に、後続の選手が練習の意味を考え抜き、自分の個性を伸ばすため工夫を重ねたとわかります。中山をのぞく6人の練習メニューが公開されていますが、月間距離も内容もすさまじい。ハイペースの40キロ走が当たり前だったことにも驚きました。彼らは人一倍練習し、失敗を糧にして記録を樹ち立てたのです。
 悲しいかな、それら練習法の伝統は途絶えてしまったようです。たしかに非科学的な根性論にも見えるんですよね。しかし正しい科学的トレーニングに最大公約数的な正解もがあるわけじゃないんです。ケニアのカレンジン族は宗や瀬古ほど走り込んでないかもしれませんが、彼らが科学に基づくトレーニングをしているとも聞きません。
 現在の選手は、月間1,000km走るような練習を古いと考え、自主的に工夫することもなく監督のメニュー通りにやるだけだ、マラソンの練習をやってケガするより正月に駅伝に出ていればいいと思っている、ペースメーカーにしたがって自分でレースをつくらない、アフリカ勢に負けると端から決めているから追わずに「日本人何位」を気にする……など、手厳しいことがいろんな元ランナーの口から発せられます。
 何度か名前が出てきた川内優輝選手は、彼らより練習量は劣るかもしれませんが、自分で工夫して泥臭く努力する、ある意味昭和っぽいランナーです。往年の選手の40キロペース走が、彼の場合、レースなのかもしれません。防府読売マラソン、ガンバレ!
 登場する7人の歴代日本最高記録保持者のうち、箱根駅伝を走ったのは瀬古(早稲田)と藤田(駒澤)だけ。その2人も学生時代にフルマラソンを経験しています。高岡は龍谷大に進学して中距離を走り、あとの4人は高卒で実業団入りしているから、全員、箱根駅伝至上主義とは違うかもしれません。

       

 われわれ市民ランナーはトップ争いや日本記録更新なんて無縁でしょうが、目標タイムや昨日の自分、特定のライバル(←私にはないけど)と競っています。この本には参考になることも見いだせるはずです。
 私の場合、たとえば、

(略)他人がやらないことをしなければいけないと思います。それをやらなければ勝てるはずはない。私の場合は「ケニア人は自転車に乗っていないから俺も歩こう」と思ってずっと歩いていました。それを若い選手に何度言ってもわからないんです。
(第二章 瀬古利彦)

同じチームに5000mを13分26秒78で走ってハーフマラソンも1時間01分36秒の記録を持っていた年下の選手がいて、ポイント練習では太刀打ちできないくらいでした。でも彼は歩く時、腰が落ちた遅い歩きをしていたので、「そこを直さないからマメができて、2時間10分を切られへんのや。歩くときはキチンと歩け」とよくスタッフから注意されていましたし、私もしていました。彼はそれを理解しようとしなかったので(略)結局ベストは3回目のレースで出した2時間10分07秒に留まりました。体力もあるのでつなぎのジョグも練習内容もすごかったのですが、本人はそれで十分だと考えて走っていたのだと思います。
(第五章 犬伏孝行)

 などなど。 
 私ももう少し工夫して頑張ります。